mori wa ikiteiru
夕方おおきな地震があって、混乱に乗じて,
金曜の会社を出て高円寺。
ペンギンハウスでmori wa ikiteiruのライブを初めて観た。
事前にわかっていた情報は、雑多な音楽性を
うまく消化して曲を作っているということと
このブログでの、自分たちが好きな音楽に対する
素直さでした。
演奏はかなり良かった。CD-Rにも入っている
"intro"という曲を、着いた瞬間に演奏し始めていて
そこからはっぴえんど「春よ来い」をふくむ
6曲くらいのライブだった。
ボリス・ヴィアンをひいてくるとこからも
もっとツンツンしてて、自分たちの趣味の
良さを全面に出し、プライドが
高そうな感じがしていたのだけど
そんなことは全然なかった。20代の、音が好きな
子たちが音楽で自分たちを表現する現場に
いることができたのは幸せだった。
音的にはBrydsとThe Bandとハイラマズを
かけあわせて、Kindercore的な
インディーポップ感とスピリチュアル・ジャズで
仕上げたような感じ。
とにかく音聴いてください・・。
ボーカルの、花沢健吾のマンガの主人公の
ような彼(竹川さん?)の鼻にかかる声も
いいしギターも上手い。この日で
ベースのメンバーの方が脱退されるようでした。
「春よ来い」でうねるベース弾いてたのに残念。
フルートの彼も、ドラムも鍵盤も上手い。
今後はどうなるのかわからないけども
このバンドの演奏をもっときいていたいなと
こういう人たちになら喜んでお金を払うし
ライブに行って、CDを買うくらいしかできないけど
応援したいなと思ったライブでした。
CD-Rを2枚買いました。
3曲めの「帰り道」で3拍子になるところが
あって、そこがceroの「船上パーティー」と
かぶるのです。♪ラッタッターラッタッター。