もう10年前の話だから

けっこうくだけた酒の席(仕事)で


The Temptations - Aint Too Proud To Beg

がかかった。

けっこう飲んでいて、エラいひとも

帰った後でもあり、鼻歌でふふふ~んと

やっていたら、隣席の協力会社のひとから

「こういうの好きなんですか?」ときかれた。

正直言って会社関係の人と音楽の話をして

楽しかったことがない。

話題のもとを振ってくれて

気を使ってもらってるのはわかるのだけど。

「そですね、たまーに聴くくらいです、ところで」と

逃げようとしたが彼は

「ぼくねー、こういう黒いの大好きなんです」と言う。

 

いろいろ話を聴くと、昔クアトロをいっぱいにできた

くらいのバンドにいて、海外のフェスやフジも

出たことがあるひとで非常にびっくりした。

ほんとに。べつにぼくは、そのバンドの音源を

持っているわけではないんだけど

当時の音楽を意識してチェックしていた人なら

だれでも知っている。

そのくらいのバンドだった。

なんとなく気が合いそうと思っていたら

「Oさん、つぎいきますか?」といわれたので

喜んでついていった。